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LGBTQ+に取ってとっても重要なジョージア州上院議員決選投票

ボンジュール☆

今日もアメリカ政治のお話ですがお付き合い下さい。

先日アメリカ選挙人団 (Electoral College)はトランプ大統領候補が232票、そしてバイデン元副大統領候補が306票でバイデン元副大統領の勝利を確定しました。

【勝利】バイデン候補 306票 Vs. トランプ候補 232票

来年初めに上院議員が投票を確認して最終印を押すのですが、上院多数党内総務のミッチマコーネル上院議員もバイデン元副大統領の勝利を認めたのでセレモニーの様な感じです。

来月に残っている重要なイベント(?)がジョージア州の上院議員選挙の決選投票です。

ジョージア州の法律ではどの候補者も50%の支持率を得られない場合は、上位2名で決選投票を行うことになっています。

今回、ジョージア州の上院選挙は特別なんですが、その説明の前にアメリカ上院議会について軽く説明したいと思います。

目次

アメリカ上院議会

英語では「Senate (セネート)」と呼ばれています。

上院議員(Senate)とは

  • 定数:各州2名ずつ合計100名
  • 任期:6年間
  • 選挙:2年ごと全上院議員の約3分の1が改選上院議員は3組に分けられる
  • 各州の上院議員2名は別々の組に属する
  • 6年間のうち2回、1名の上院議員の改選がある
  • 単純小選挙区制度
  • 辞任や死亡で欠員が発生した場合は補欠選挙で補充。

上院の権限については以前かいつまんでですが説明したのでそちらを参照して下さい。

ジョージア州の上院選挙が特別な理由

長年に渡りジョージア州の上院議員として共和党を代表してきたジョニー・アイザクソン上院議員が自身の年齢と健康を理由に2019年末で退職。

上院選挙を目の前に出来たこの欠員分は一時的にケリー・ロフラー議員が任命され2020年の選挙で改選されることになりました。

同時に改選を迎えたのがジョージア州の共和党長老上院議員のペルドゥー議員。

その為、普通は1選挙で1議席を決める上院選挙が1選挙で2人の議員を選出することになりました。

更に、現時点で上院議員数は民主党48議席に対し共和党50議席

民主党が上院議会の過半数を取るにはジョージア州の上院議席を2つとも勝たないといけません。

50議席ずつになった場合、タイブレカーは副大統領です。
今回大統領選で勝った民主党のカマラ・ハリス次期副大統領がタイブレークの票を投じることになり、事実上民主党が過半数を取ることになります。

平等法 (Equality Act)

アメリカは「1964年公民権法」で人種、肌の色、宗教、性、出身地などでの差別を禁止しています。

更に、2020年6月の最高裁判決で、雇用の時にジェンダーや性少数者を差別することは違反だと判決を下しました。

ただそこまで。

居住、公共施設の利用、教育、連邦資金やクレジット、等々その他の分野では性少数者やジェンダーを理由に差別する事が出来る州が多くあります。

LGBTQ+人口に取って今回上・下院議会そして大統領も民主党になる事で今まで不可能だったこの平等法の確立への希望が見えてきます。

法律を整備することで保守的に動いた最高裁の判事が反LGBTQ+的な判決が出せなくなります。

けび子

多くの保守派の最高裁判事は法律に書かれている通りに判決を導く傾向にあります。

バイデン次期大統領が次々と側近の閣僚を任命しています。

その中には同性愛者で大統領選挙に立候補していたブティジェッジ氏もいます。

バイデン次期大統領の任命した閣僚を承認するのが上院議会です。

共和党が主導権を持ってしまうとそこから大きな戦闘を強いられることになりバイデン次期大統領も苦しいスタートになってしまいます。

オバマ大統領時代に1度民主党が両議会の主導権を握った事がありますが、その時代でもLGBTQ+の人権保護法案を通すことが出来なかった苦い過去があります。

それだけアメリカという国でLGBTQ+人権保護になると意見が分かれてしまっている現実を浮き彫りにしています。

男性

「LGBTQ+人権」はアメリカ全州で性少数者やジェンダーも基本的人権保護に含めることを指します。州ごとでは含まれていますが全土では無いのが大きな問題になっています。

今度こそと若い議員が両議会で声を上げている今、是非通して欲しい法案です。

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